金庫の鍵開け

鉄の塊だし、古い金庫だから電動工具を用いて自分で壊してみる！と思われる方も一定数いらっしゃいますが、大半の耐火金庫が、中が空洞になったスチール（鋼鉄）のボディーに気泡コンクリートを充填した構造を採用しています。 気泡コンクリート（結晶水と自由水という2種類の水分が含まれています。） は発泡剤を使用することでコンクリート内部に多数の気泡を閉じこめて多孔質化させた耐火材です。そのため、金庫が破損しても鍵が開かなく余計な費用がかさんでしまうお客様もおります。我々プロの鍵屋がどれくらいの費用感で、金庫の鍵開けが行えるかご紹介いたします。

カギ楽／金庫の鍵開け事例

2023年4月8日

栃木県日光市で金庫のカギ開け_2023/3/16

2023年4月8日

栃木県下都賀郡野木町で手提げ金庫のカギ開け_2023/3/15

2023年3月10日

茨城県つくば市で金庫のカギ開け_2023/2/22

2023年3月6日

茨城県坂東市で金庫のカギ開け_2023/2/8

金庫の鍵を開けたい！費用などについてご紹介

金庫の鍵を開けたい！費用相場はどのぐらい？

金庫の鍵とひとくくりに言っても、ダイヤル、テンキー、鍵式など種類は多数あります。鍵の種類によって料金が変わるため、一概にいくらで開けられる等を言い切ることはできませんが、ある程度目安をつけるために金庫の種類ごとの相場をご紹介します。

家庭用金庫業務用金庫手提げ金庫

一般家庭によく設置されているのが家庭用金庫です。後述する業務用金庫と手提げ金庫の中間ぐらいの防犯性を持っています。金庫の大きさである程度見分けることができ、電子レンジ1個分～小型冷蔵庫1個分ぐらいの大きさの物が家庭用金庫である事が多いです。電子式のテンキータイプか、鍵とダイヤルの両方を揃えないと開けられないようになっている製品が多いです。

業務用金庫は家庭用金庫よりもさらに防犯性を高めた金庫です。大きさとしては小型冷蔵庫以上の大きさの物が業務用金庫です。

手提げ用金庫は文字通り携帯できる簡易的な金庫です。片手で持ち運べるぐらいの重量しかありません。鍵のみで開けるタイプと、鍵とダイヤルの両方で開けるタイプがありますが、鍵もダイヤルも家庭用金庫より防犯性が低い場合が多いです。

金庫の種類ごとの鍵開け費用の相場

鍵とダイヤルの鍵開け種類・難易度

金庫の種類ごとの鍵開け費用の相場

難易度が上下するそれぞれの特徴

ピンシリンダー

鍵穴の中にピンタンブラーと呼ばれる機構が入っており、このピンの数によって難易度が変わります。ピッキングと呼ばれる手法で開けることができます。

ディンプルシリンダー

鍵穴の中にピンタンブラーが入っている構造ですが、ピンシリンダーと比べて立体的にピンタンブラーが配置されているため、ピンシリンダーよりもピンの数が数倍多く配置されており、ピッキングでの鍵開けは難しい鍵になります。

マグネットキー

鍵の中に入っているマグネットの配置が、鍵穴と適合していないと開けられない鍵になります。鍵穴を覗いてもマグネットの位置は分からないので鍵開けの難易度が高く、専用の工具を持っている鍵業者でないと開けられません。メーカーによっても工具の種類は変わるため、全てを揃えている業者は少なく、鍵穴を壊して開ける可能性が高い鍵になります。

固定変換3枚羽

手提げ金庫などで使われているダイヤルになります。比較的対処が簡単な場合が多くカギ楽では5分～20分前後あれば開けられることが多い鍵になります。

固定変換4枚羽

こちらも家庭用金庫に付いている事が多い鍵になります。100通りの数字を4回正解の場所まで回さないと開かないダイヤルになります。

百万変換ダイヤル

固定変換4枚羽よりも解錠難易度の高いダイヤルになります。番号の変更が可能なダイヤルなので、解錠後に番号変更をして防犯性を保つかたが多いです。

スーパーダイヤル

百万変換ダイヤルと同程度の防犯性能と、百万変換ダイヤルよりも操作性が高いことが特徴の鍵です。

テンキー

予め登録しておいた番号を押さないと開けられない鍵になります。電気的に動作するので、見た目や音を頼りに鍵を開ける事はできません。ソレノイド解錠など、いくつか開ける方法はありますが、難易度が高い作業になります。

古い金庫

半永久的に使えると思われがちな金庫ですが、金庫には耐火性能の有効対応年数があります日セフ連では、金庫の有効対応年数の基準を製造後約２０年と定めました。

日本セーフ・ファニチュア協同組合連合会より引用

日本では江戸時代から金庫が使われ始めたと言われています。こういった古い金庫は未だに使われていることがありますが、ダイヤルの仕組みなどは現在の耐火金庫などと似たようなものの場合が多いです。

鍵の形状は現在使われているようなギザギザした鍵ではなく、棒鍵と呼ばれるものが多いです。現在は棒鍵が使われることは少なくなってしまいましたが、その分棒鍵を開ける事ができない鍵屋も増えてしまいました。

金庫のダイヤル番号が分からない場合や、鍵を紛失してしまっている場合はカギ楽で鍵開けができます。金庫の処分なども対応しておりますので、一度ご相談ください。購入してから何十年も経過している金庫になると耐火性能は殆ど無いので、貴重品は早めに新しい金庫に移しましょう。

金庫の鍵を紛失してしまった場合はどうする？

金庫の鍵を紛失してしまった場合、鍵穴から鍵を作成するか、鍵交換で新しい鍵を入手できます。鍵を作る場合は鍵穴をピッキングで開いた状態を作り、そこから段差を目視で読んで作成する必要があるのですが、作業難易度が高いため、2万円～3万円前後かかる場合が多いです。業務用金庫は金庫の買い換えに数十万円かかるので費用的には問題ないかと思いますが、家庭用金庫などの場合は、金庫を買い換えてしまった方が安く済む場合も多いです。鍵交換の場合も鍵の種類によって2万円〜4万円前後かかることが多いので同様です。何にせよお困りであればまずは事前にご相談いただくのが一番です。

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※作業員到着後の価格の変更はできかねます。予めご了承ください。

このように金庫の鍵開けと言っても、たくさんの種類や構造で対処費用が大きく異なります。どういった鍵の種類なのかわからない場合は、下記フォームより写真を添付していただければ、より詳しい弊社担当者よりご連絡させて頂きます。