カギのコラム掲載中
電話で相談してみる

MIWA製品の鍵交換

MIWAの鍵はどんな鍵?見分け方は?

MIWAとは

MIWAは美和ロック株式会社のことを指し、日本で最もシェアの高い錠前のメーカーになります。国内でのシェアは約6割と言われており、私達の生活に密接に関わりのあるメーカーになります。

また、国内だけでなく海外にも拠点を持っており、海外向けにも日本製の錠前を販売しているグローバルな企業でもあります。海外の防犯性で有名なメーカーでも、MIWAの錠前に取付け可能な鍵穴などを販売しているため、MIWAの錠前が付いている場合は鍵交換でも幅広い選択肢があります。

MIWAの鍵の見分け方

MIWA製の錠前が付いている場合は以下の方法で見分けることができます。

鍵穴にMIWA刻印
本鍵にMIWA刻印
錠ケースにMIWA刻印

MIWAの鍵の種類

ディスクシリンダー

鍵の形状が両面ギザギザしており、鍵穴が「く」の字のようになっていることが特徴です。防犯性が低く、2000年頃まではディスクシリンダーのピッキング被害が相次ぎました。2000年以降は廃盤の製品となっており、現在はピッキング対策された製品のみ発売されています。もしこの鍵穴が住宅についている場合は、早急に鍵交換をするべきです。

UR

鍵の両面が左右対称にギザギザしており、鍵穴の形状は何種類かあります。どちら向きに鍵を挿しても開け閉めできることが特徴です。便利でピッキング対策がされているのですが、構造上鍵が若干折れやすいというデメリットがあります。現在は廃盤となっており、後継のU9という鍵が発売されています。

U9

鍵の形状がギザギザしており、鍵穴が「W」の字のようになっていることが特徴です。ロータリーディスクシリンダーと呼ばれる仕組みの鍵穴で、ピッキング対策などもされているため防犯性も高いです。

PS

防犯性の高いディンプルキーで、鍵の平らな面に丸い窪みがいくつかあることが特徴です。ピッキング対策されており、耐鍵穴破壊性能も高く、鍵も折れずらいという非常に性能の良いシリンダーです。見た目が後述するPRと似ていますが、PSの鍵は直径58mmで小さく、PRの鍵は直径65.4mmとPSよりも少し大きい鍵になります。

JN

防犯性の高いディンプルキーで、鍵の平らな面に丸い窪みがいくつかあることが特徴です。ピッキング対策や耐鍵穴破壊対策もされています。PSやPRよりも耐鍵穴破壊性能が高い鍵になります。

MIWAの鍵の交換費用

作業内容費用イメージ
開き戸のギザ鍵交換15000~28000円
開き戸のディンプルキー交換25000~40000円
引き戸のギザ鍵交換20000~35000円
引き戸のディンプルキー交換25000~45000円
電子錠への交換50000~120000円
錠前交換25000~55000円
合鍵作成1000~5000円
鍵修理15000~25000円
費用のイメージ(一部)

MIWAの鍵は防犯的に問題ある?

現在使っている鍵がディスクシリンダーの場合は早急に鍵を交換するべきです。ディスクシリンダーは防犯性が低く、慣れている人間ならピッキングで2分〜3分あれば開けられることが多いです。

ディスクシリンダー以降に発売されたシリンダーであれば、そこまで防犯性は低くないので、折りを見て交換をする程度で良いでしょう。一般的に鍵の寿命は10年前後と言われているため、10年経ったら最新の鍵に交換すべきです。それでも防犯性が気になる場合は、PS、PR、JNなどの鍵に交換すると良いでしょう。

MIWAの鍵をより防犯性の高い鍵に交換する方法

現在MIWAの鍵が取り付けられている場合、鍵穴だけを最新の鍵に変更することが可能です。例えばUR LSPという鍵穴が付いている場合はPR LSPやPS LSPへ交換可能です。また、海外で防犯性が高いとして有名なKABAやMUL-T-LOCKなどのメーカーでも、MIWAの錠前に取付けできるような鍵穴を発売しています。MIWAの錠前は色々な鍵メーカーと互換性があるので、非常にオススメです。

MIWAの鍵は電子錠への交換も可能

MIWA製の錠前には取付けできる電子錠が多数あります。ドアに新規に穴を開ける事なく、そのまま取り付けできる製品などが発売されています。後付けで電子錠を付けたい、自動施錠機能で防犯性を上げたい、カードキーやテンキーで鍵の紛失対策をしたいなど、多くの要望に応えることができます。大和リビングなどの、大手住宅メーカーでも採用されている電子錠もあるので、安心して利用が可能です。

MIWAの鍵で起こる不具合とその対策

鍵がささらない

鍵がささらない症状は鍵穴の中の金属が金属疲労で壊れているか、大量の埃を吸い込んで鍵の動きが阻害されている時に発生します。鍵穴の中を掃除機で吸い取って埃を吸い出すか、パーツクリーナーで内部を洗浄することで改善する場合があります。これでも直らない場合は、鍵穴の奥まで埃が入っているか、金属が折れているので鍵屋に依頼して、修理か交換をしてもらいましょう。

鍵が回らない

鍵が回らない症状は、鍵穴内部の埃が原因の場合、錠ケースと呼ばれる部品が原因の場合、デッドボルトとストライクと呼ばれる部品が原因の場合が考えられます。鍵穴の中を掃除機で吸い取って埃を吸い出すか、パーツクリーナーで内部を洗浄することで改善する場合があります。これでも直らない場合は、錠ケースがデッドボルトとストライクの問題になるのですが、一般の方では修理は難しいので鍵屋に依頼しましょう。

注意が必要です!

これらの症状が出たら、たまたま鍵が使えても早急に鍵屋に相談をするべきです。不具合が起きかけている状態で鍵を使用し続けると、金属が余計に摩耗して、錠前一式交換をしないと復旧できないなど、高額な修理費がかかります。

MIWAの鍵は自分でも交換できる?

MIWAの鍵を自分で交換したい場合、自分で交換することは可能です。ただし、必要な部材の選定は素人には難易度が高い作業になります。例えばMIWAの錠前にはLSP、LA、BH、LIX、PGF、RAなど、他にも種類が多数あります。これらはお互いに互換性がないため、専用のシリンダーが発売されています。また、ドアの厚みなどによっても部材が異なるため、素人ではどうしても部材選びが難しいです。

間違った部材を選んでしまうと余計な出費が増えてしまうため、最初から全て対応してくれて仕上げもきちんとしてくれる鍵屋に依頼してしまった方が楽です。ぜひご相談ください。

玄関ドアの鍵交換はこちら 

お困りだった「カギトラブル」をカギ楽に掲載してお得価格で解決しませんか?

電話問合せ時に、「モニター価格で!」と仰っていただければ、毎月先着30名様まで、5000円オフでカギトラブルが解消できます。

※作業員到着後の価格の変更はできかねます。予めご了承ください。