トイレの鍵、ドアノブ交換は誰に依頼する?
トイレの鍵やドアノブを交換したい場合は、鍵屋に依頼をすると良いです。鍵やドアノブは錠前という括りになるため、鍵屋で交換することが可能です。鍵やドアノブの交換作業自体は素人でも出来る事が多いですが、適合する錠前を調べたり、不具合箇所の特定をするのは鍵屋でないと難しいです。せっかく交換用の部品を買ったのに、交換に使えなくて無駄になったり、交換をしても不具合が起きてしまうのは非常にもったいないので、最初から鍵屋に相談するべきです。
ただし、賃貸物件の場合は鍵屋よりも先に管理会社に相談した方が良いです。無断で錠前を交換すると後々トラブルになる可能性もあります。また、物件の持ち主は大家さんになるので、契約内容によっては大家さんか管理会社で費用を負担してくれる場合があります。
トイレの鍵、ドアノブの交換の費用は?
作業内容 | 費用イメージ |
---|---|
鍵交換 | 15000~35000円 |
ドアノブ交換 | 15000~30000円 |
ラッチ交換 | 13000~25000円 |
トイレの鍵開け | 10000~25000円 |
トイレの鍵、ドアノブの修理 | 10000~25000円 |
トイレの鍵、ドアノブはいつ頃交換すべき?
不具合が起きたら
鍵が開きづらい、ドアノブを回しても開かない時がある、ドアを開ける時に引っ掛かりを感じる等の不具合症状が出ている場合は、早めに交換するべきです。不具合が出ているということは、錠前内部で金属が擦れている可能性が高く、金属の摩耗で突然ドアが開かなくなる、閉じ込められる等の深刻な不具合に発展します。
深刻な不具合が起きてからだと修理も効かないですし、最悪鍵開け費用なども上乗せでかかってしまうため、深刻な不具合が出る前に交換してしまった方が損害が少ないです。
10年経過したら
錠前の寿命は一般的に10年ほどと言われています。使用頻度によってこれ以上使えることも多いですが、不具合が出てから交換作業をするとトイレの中に閉じ込められる等のトラブルになるため、早めの交換をすると良いです。
トイレの鍵でよくある不具合と対応方法
鍵を開けるサムターンが動かない、サムターンが空転する
鍵の機構が壊れている可能性が高いです。錠前に非常用解錠装置が付いている場合は、非常用解錠装置を動かすことで開けることができます。
非常用解錠装置は以下のような見た目になっていて、緊急時に十円玉などで鍵が回せるようになっている機構になります。
レバーが回らない
ラッチと呼ばれる部品が壊れているか、鍵の機構が壊れている可能性が高いです。鍵の機構が壊れている場合は、室内から鍵を何度か開け閉めすることで改善する場合があります。ラッチが不具合を起こしている場合は、ドアとフレームの隙間に下敷きのような薄い物を入れてラッチを押し込む事でドアが開けられる場合が多いです。
レバーを回してもドアが開かない
レバーが回るのに鍵が壊れている場合は、ラッチと呼ばれる部品が故障している可能性が高いです。不具合が軽い場合はドアとフレームの隙間に下敷きのような薄い物を入れてラッチを押し込む事でドアが開けられます。不具合が深刻な場合は、レバー、鍵の機構、ラッチなどを全て壊さないと開けられないため、鍵屋でないと開ける事はできません。
トイレによくついている錠前
表示錠
トイレの中に人がいるか、鍵の施錠状態が外側から分かるようになっている鍵になります。一般的な住宅や、店舗などに取付けてある事が多いです。
握り玉
ドアノブと鍵穴が一体型になっている錠前になります。古いタイプのトイレなどに付いている事が多い錠前になります。
トイレの鍵やドアノブはホームセンターで買える?
一般的な鍵やドアノブの場合は、ホームセンターで購入できる場合があります。ただし、適合する部材を選ぶのは難易度が高く、間違って適合しない部材を購入してしまうと余計な出費に繋がってしまいます。実物をホームセンターに持って行って店員さんに相談するか、鍵屋に依頼をして鍵屋で交換してしまった方がいいです。