玄関のカギに不具合が発生した時にどういった修理が必要になるのか、費用はどの程度か、自分で修理はできるかなど、玄関のカギの修理に関わる内容について、総合的な内容をご紹介します。
すぐにでも玄関の修理を依頼したい、なるべく早く玄関のカギを使えるようにしたい場合は、迷わずカギ楽にお電話でご相談ください。
玄関のカギで不具合?修理をするか交換をするか…
カギで不具合が起きた時に修理をするか、交換をした方が良いのか迷う人も多いと思います。カギの寿命(業界的には10年と言われている)が来てしまっている場合には、修理をしてもすぐ不具合が再発してしまうので、いっそ交換した方が良いと思いますが、修理でも交換とそこまで変わらないのなら修理の方が費用が安く済みそうですよね。修理と交換の比較をしてみたので参考にしてみてください。
鍵の修理と交換の費用
作業内容 | 費用イメージ |
---|---|
鍵修理 | 8000~25000円 |
開き戸のギザ鍵交換 | 15000~30000円 |
開き戸のディンプルキー交換 | 25000~40000円 |
引き戸のギザ鍵交換 | 15000~30000円 |
引き戸のディンプルキー交換 | 25000~45000円 |
錠前交換 | 25000~55000円 |
電子錠への交換 | 50000~120000円 |
埃や異物が原因で鍵の不具合が起きている場合は、修理で直してしまった方が安く済むことが多いです。カギを回す時に引っ掛かりがある状態だと、内部に埃が溜まっている可能性が高いです。この状態のまま使い続けると、金属同士が擦れて摩耗してしまい、修理不可になってしまうので、引っ掛かりや鍵が回らない時がある等の症状が出た場合は早めに修理するのが費用を少なくするコツです。
絶対にやってはいけないNG行為
自分でカギを修理しようとして、やってはいけない行為をしてしまう人が多々いらっしゃいます。こういった行為をすることで、却ってカギの寿命を短くしてしまったり、触らなくても良い部品まで修理が必要になる場合があるので、こういったNG行為をいくつかご紹介します。
鍵穴にクレ556などの鍵穴用でない潤滑油を注入する
昔は問題なかったが、現在は鍵の防犯性向上に伴い精密な動きをする鍵穴が多いです。クレ556を注入すると、その場では動きが良くなりますが、時間が経過すると鍵穴の中で埃を吸着してしまい、ヘドロのようになってしまうため、鍵穴の動作がおかしくなって故障します。
ディスクシリンダー錠のようなシンプルな構造の鍵には5-56 をお使いいただいて問題ありませんが、ディンプルキーと呼ばれる種類やその他の複雑な構造の鍵では油分によってホコリや汚れが鍵穴内部に堆積し、鍵が正常に作動しなくなる場合がありますのでご使用はお控えください。
5-56の疑問や噂に答えます! | 5-56 を知る | 呉工業株式会より一部引用
鍵穴の中に針金などの棒状の物を入れる
鍵穴の中に針金などの異物を入れてしまうと、鍵穴内部のタンブラーと呼ばれる部品を傷つけてしまい、鍵の抜き差しができなくなる可能性が高いです。ピッキングや異物の除去などで鍵穴に針金を入れるのは止めましょう。最近の住宅のついている鍵には、ピッキングできる鍵は殆ど付いていませんし、針金が鍵穴内部を痛めてより大きな損害が出る可能性が高いです。
鍵を無理やり回す
カギが回りづらい時に無理やり鍵を回すのはNGです。カギが回らない = 鍵穴内部で金属同士がぶつかっている状態なので、無理に回すことでカギ穴内部の金属が折れるか、鍵自体が折れてしまいます。こうなってしまうとカギ屋でも対処が難しく、鍵自体を交換する必要が出てしまいます。カギ穴内部の埃が積み重なって、カギ穴内部の金属が正常な位置に来ていないことが原因の可能性があるので、掃除機などで吸い出すか、パーツクリーナーなどで洗浄しましょう。
扉を閉めた状態で動作確認をする
仮に自分で修理をして上手くいったと思っても、ドアを開けた状態で動作確認をするべきです。誤ってドアを閉めた状態で動作確認をしてしまうと、修理や取付けが上手く言ってなかった時にドアが開けられなくなってしまう危険性があります。
ドアを開けた状態で動作確認をして、問題ない事を確認してからドアを閉めて動作確認をしましょう。また、動作確認をする際に、窓や勝手口などを開けてから動作確認すれば家から締め出される心配がないため安全です。
業者に依頼した方が良い不具合・状況
鍵の不具合で家に入れない
カギの不具合で家から締め出されてしまった場合は、自分で何とかするよりもカギ屋に依頼してしまった方が良いです。泥棒などから家をしっかり守るために作られているので、泥棒以上の能力が無いと開けることは出来ません。
カギ屋でなければ経験や知識が乏しく、下手に自分で何とかしようとすると、ちから技で対応することとなり、ほかの不具合へ繋がります。家から締め出されてしまった場合は、迷わずカギ楽へご連絡&ご相談いただければと思います。
カギ穴の中で鍵が折れた
カギ穴の中で鍵が折れてしまった場合、素人で出来る方法としてはピンセットでカギを取り出すか、掃除機などでカギを吸い出すことです。これでも取り出せない場合はカギ穴を分解してカギを取り出すことになるのですが、素人がカギ穴を分解すると高確率でカギが故障します。こういった専門知識が求められる作業は、カギ楽へご相談ください!
カギがささらない
カギがささらない場合、カギ穴の中に異物が入っていることが多々あります。無理矢理カギ穴に挿してしまうと異物を奥に押し込めることになってしまい、カギ屋でも対応できない状態へ陥ります。事態が悪化する前に、迷わずご相談ください。